2018年02月01日

地図教育の第1歩?絵本「しんかんせんでいこう」

遺伝なのかなんなのか、息子は2歳のころから地図に異様な関心を持っています。
せっかくだから幼児向けの地図に関する良い本でもなかろうかと本屋を物色するんですが、

ないんですねこれが。

なんか、「地図を教えること=都道府県を教えること」と思ってる本があまりにも多くないですか。
行政区画を覚えることってそんな大事ですかね。自然の中に県境は書いてないですよ?

そんな中息子と私がドはまりした絵本、間瀬なおかた作「しんかんせんでいこう」を紹介します。









こんな感じで、各地のランドマークと鉄道がデフォルメされて日本全土にわたって描かれています。すごく細かく描きこまれてて、眺めてるだけでとても楽しい。鉄道を軸に各地の繋がりが一目瞭然で、これこそ地図だよ!と私なんかは思うわけです。

出張から帰るとまずこの絵本を開いてどこに行ってきたか説明するのが最近の恒例行事。地図と現地の対応はさすがにこれくらいの子供には厳しいんですが、こういう絵本だとファンタジー的な想像で楽しめて良いと思うんですよね。





posted by tkmasa2466 at 23:51| Comment(0) | 日記

2018年01月30日

東や西が左右どちらか分からない人の割合って





こんなアンケートを取ってみました。
自分の周りで、バリバリ優秀な方でも「左右が直感的に分からん」っていう方が何人かいらっしゃって、意外だなーと思ったんですが、良く考えたら自分も東西がどっちかすぐ分からんわってことに気付いたんです。

自分の場合、地図の左上の方を言いたいときに
「北東・・?じゃなくて北西・・?」
→(日本地図思い浮かべる)
→(東京が東で大阪が西)
→(ということは・・)
→「北西!」
という感じで数秒タイムラグが出来ちゃいます。そしてたまに混乱して間違える。

アンケート結果によると、左右は80%が直感的に理解できる一方で、東西はわずか35%でした。それも最初の方は40%くらいあってそれが徐々に下がっていきました。たぶん、自分のフォロワーがオリエンティア中心なので比較的東西に馴染みがある人が多くて高めの数字だったけど、徐々に非オリエンティアの回答割合が増えてこの数字に落ち着いたということなんだと思います。なので日本人全体でみると割合はもっと低く30%がせいぜいかもしれません。

左右の概念は物心ついてすぐ植えつけられるので直感で理解できるようになる人が多い一方で、東西はもっと後になって理解する概念なので、脳の回路がうまく繋げられないのかなーと推測します。
将棋プログラマーの山本一成さんも似たようなアンケートをされていて、左利きの人は直感的に左右が分からない人が比較的多いという結果を得られていました。なるほど、左利きだと幼少期に「お箸持つ方が右」とか言われてたら混乱しますわな。





なんですが、

京大の先輩でやはり左右が分からない方がいらっしゃったんですが、「プラスマイナスだと分かる」そうなんです。数直線を思い浮かべると右がプラスで左がマイナスになるから、そういってもらえると分かると。なんとも理系らしい。

数直線の概念なんて当然ずっと後になって知ることなのにそっちの方が分かりやすいっていうのは、多分ポイントは画像と直結できるからなのかもしれません。他にも、「2時の方向、7時の方向」というように時計になぞらえる方法もありますよね。

そう考えると東西じゃなくて、東京、大阪って言ったらもっと直感的にわかるかも。

人間の脳って奥が深いですね。






posted by tkmasa2466 at 23:04| Comment(0) | 日記

2018年01月24日

「お金2.0」を読みました

企業などの経済活動は結局「欲望」を満たすことで対価を得ているのであり、「社会貢献」というきれい事は単にその欲望を言い換えてるだけに過ぎない。本当の意味での「社会貢献」はビジネスでは成り立たない。

私は昨日までそう思っていました。それが私の抱いていた将来への閉塞感でした。

しかし、そんな憂慮をこの本はきれいに吹き飛ばしてくれました。



オリエンテーリング界で働く数少ないプロとして、どんな本を読んでもオリエンテーリングではどうだろうか、と考えてしまうわけですが、これを手本にいろんな仕組みを構築すると劇的に世界を変えられるのではないか、そんな希望を強く感じました。

例えば、この中で「発展する経済システムでは、参加者に対する物質的精神的報酬が必須である」「当たり前のようだが、この報酬をきちんと設計できなくて衰退することが最も多い」とあります。
都道府県協会や地域クラブの衰退、JOAのリーダーシップの乏しさ、これらに所属することで得られる「報酬」は何かを考えてみれば、なるほど、現状は当然とうなづけます。

ではどうするのか。

今テクノロジーで世界はすごく狭くなりました。
世界中の人間が緊密に繋がり、ブロックチェーン技術などで価値のやり取りが出来るようになったことで、お金にならないが「本質的に素晴らしいもの」の価値を可視化することが可能になりつつあると本書は主張します。

私はJapan-O-entrYという大会申込を簡単にするサイトを作って運営していますが、このサイトはすごく可能性があることに気付きました。具体的なことは内緒にしますが、いろんなアイデアがどんどん出てきます。

オリエンテーリングはお金にならないけれど、すごく価値のあるスポーツ。それはオリエンティアならみんな分かってもらえると思います。その「価値」を形にできる世界がもうすでに近づいてきている。その希望に私は今興奮を禁じえません。


蛇足。この本も名著なのでついでに貼っときます。「人類」に対する見方が劇的に変わります。


posted by tkmasa2466 at 22:50| Comment(0) | 日記