2014年07月24日

世界を目指すということ(その1)

石澤さんがTwitterで以下のように投稿されていた
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過去からずっと変わらないけれど、代表選手たちは僕らの誰よりも練習し、強い思いを持って世界選手権に臨んでいる。そして、多くの場合打ちのめされて、誰よりも傷ついて帰ってくる。憧れの存在であることは、想像もつかないほどの覚悟と引き換えなのだ。
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また、世界選手権を走った某若手選手はしばらく競技を休む旨の投稿をしている。

現状、フットオリエンテーリングで世界の舞台に立つというのは、それくらい今の日本人には厚い壁なのだ。
結果を出すことが著しく難しい世界では、モチベーションを保つのも難しい。
果たして、それでも我々は世界を目指すべきなのか?その目的はなんなのか?

少しそのことについて考えてみたいと思う。


※書き出したら、どんどん長くなってしまったので、一旦アップ。連載形式にします。
※着地点は見えているので、近日中に全文アップします。


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少し自分の話をしたいと思う。

自分は、大学3年の時にインカレチャンプになった。
直後に設定したターゲットが翌々年のユニバー(世界大学選手権)である。
ミドルで50位以内に入る、くらい言ってた気がする。
そのため、夏には開催地のエストニアで単身3週間の現地キャンプを張った(←今考えたらよくこんなことしたなぁと思う)

そこで世界の壁を見た。

地形が見えない
直進ができない
日本で出来たことが何一つ通用しない。

高校生用(M18)のナイトOが、10kmくらいある普通のガチのロングコース。
完走はしたものの、1年生みたいな走りで、本当に命からがらだった。

街スプリントはちゃんと走れた。ほぼノーミス、ノーストップの完璧なレース。
でもリザルトを見て驚愕。最下位の一個上だった。


3週間も居ればそれなりに走れるようになるだろうという目論見はもろくも崩れ、そこで考えた。
世界の舞台でそれなりの結果を出すためには、時間的に相当な投資をしないと無理だろう。
それで仮に希望通りに「それなりの結果」が出たとして、どれくらいの人間がどれくらい喜ぶだろう?
その喜びのために、多大な努力をする覚悟を自分は持てるんだろうか?

しばらくして、自分はユニバーを目指すことをやめた。
ほんの半年ほどの夢だった。


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(つづく)
posted by tkmasa2466 at 23:26| Comment(0) | 日記