2018年01月30日

東や西が左右どちらか分からない人の割合って





こんなアンケートを取ってみました。
自分の周りで、バリバリ優秀な方でも「左右が直感的に分からん」っていう方が何人かいらっしゃって、意外だなーと思ったんですが、良く考えたら自分も東西がどっちかすぐ分からんわってことに気付いたんです。

自分の場合、地図の左上の方を言いたいときに
「北東・・?じゃなくて北西・・?」
→(日本地図思い浮かべる)
→(東京が東で大阪が西)
→(ということは・・)
→「北西!」
という感じで数秒タイムラグが出来ちゃいます。そしてたまに混乱して間違える。

アンケート結果によると、左右は80%が直感的に理解できる一方で、東西はわずか35%でした。それも最初の方は40%くらいあってそれが徐々に下がっていきました。たぶん、自分のフォロワーがオリエンティア中心なので比較的東西に馴染みがある人が多くて高めの数字だったけど、徐々に非オリエンティアの回答割合が増えてこの数字に落ち着いたということなんだと思います。なので日本人全体でみると割合はもっと低く30%がせいぜいかもしれません。

左右の概念は物心ついてすぐ植えつけられるので直感で理解できるようになる人が多い一方で、東西はもっと後になって理解する概念なので、脳の回路がうまく繋げられないのかなーと推測します。
将棋プログラマーの山本一成さんも似たようなアンケートをされていて、左利きの人は直感的に左右が分からない人が比較的多いという結果を得られていました。なるほど、左利きだと幼少期に「お箸持つ方が右」とか言われてたら混乱しますわな。





なんですが、

京大の先輩でやはり左右が分からない方がいらっしゃったんですが、「プラスマイナスだと分かる」そうなんです。数直線を思い浮かべると右がプラスで左がマイナスになるから、そういってもらえると分かると。なんとも理系らしい。

数直線の概念なんて当然ずっと後になって知ることなのにそっちの方が分かりやすいっていうのは、多分ポイントは画像と直結できるからなのかもしれません。他にも、「2時の方向、7時の方向」というように時計になぞらえる方法もありますよね。

そう考えると東西じゃなくて、東京、大阪って言ったらもっと直感的にわかるかも。

人間の脳って奥が深いですね。






posted by tkmasa2466 at 23:04| Comment(0) | 日記

2018年01月24日

「お金2.0」を読みました

企業などの経済活動は結局「欲望」を満たすことで対価を得ているのであり、「社会貢献」というきれい事は単にその欲望を言い換えてるだけに過ぎない。本当の意味での「社会貢献」はビジネスでは成り立たない。

私は昨日までそう思っていました。それが私の抱いていた将来への閉塞感でした。

しかし、そんな憂慮をこの本はきれいに吹き飛ばしてくれました。



オリエンテーリング界で働く数少ないプロとして、どんな本を読んでもオリエンテーリングではどうだろうか、と考えてしまうわけですが、これを手本にいろんな仕組みを構築すると劇的に世界を変えられるのではないか、そんな希望を強く感じました。

例えば、この中で「発展する経済システムでは、参加者に対する物質的精神的報酬が必須である」「当たり前のようだが、この報酬をきちんと設計できなくて衰退することが最も多い」とあります。
都道府県協会や地域クラブの衰退、JOAのリーダーシップの乏しさ、これらに所属することで得られる「報酬」は何かを考えてみれば、なるほど、現状は当然とうなづけます。

ではどうするのか。

今テクノロジーで世界はすごく狭くなりました。
世界中の人間が緊密に繋がり、ブロックチェーン技術などで価値のやり取りが出来るようになったことで、お金にならないが「本質的に素晴らしいもの」の価値を可視化することが可能になりつつあると本書は主張します。

私はJapan-O-entrYという大会申込を簡単にするサイトを作って運営していますが、このサイトはすごく可能性があることに気付きました。具体的なことは内緒にしますが、いろんなアイデアがどんどん出てきます。

オリエンテーリングはお金にならないけれど、すごく価値のあるスポーツ。それはオリエンティアならみんな分かってもらえると思います。その「価値」を形にできる世界がもうすでに近づいてきている。その希望に私は今興奮を禁じえません。


蛇足。この本も名著なのでついでに貼っときます。「人類」に対する見方が劇的に変わります。


posted by tkmasa2466 at 22:50| Comment(0) | 日記

2018年01月23日

航空レーザー測量の精度を前もって知るには

先日のエントリーで、基盤地図情報の航空レーザ測量は場所によって精度がまちまちであると書きました。実はその精度情報をあらかじめ推測する方法を高島和弘さんがcamap-MLで共有してくださっていたので、今日はそれについて書きたいと思います。

航空レーザー測量データが整備されているエリアは「地理院地図」から見ることができます。左上の「情報」から「全て>主題図>更新情報>5mメッシュDEM(航空レーザ測量)提供範囲と作業年度」と辿ります。

航空レーザー.png



そして欲しい範囲が色つきで表示されたらそこをクリック、ここで出てくる「原典資料」がポイントです。
公共測量の情報を検索できるサイト内の「助言番号で検索」でこの原典資料情報を入れて検索をかけます。
この例だと、「平成27年、関東、188番」ですね。

そうすると・・・
縮尺.png

公共測量の情報が出てきます。この「縮尺」がポイントで、これが小さければ小さいほど高い精度が期待できるというわけです。前回見せた「飯能美杉台」はこの縮尺が5000でした。高島さんによると、「2500だと、ちょっと物足りない感じで、1000だと嬉しい感じ」だそうです。

精度がある程度推測できると、見積りのための情報が増えるため、プロとしては大変重宝します。

しかし、基盤地図情報にはじまり地理院地図の汎用性の高さ、国土地理院の取り組みは大変先進的でとっても助かります。ありがたやありがたや。






posted by tkmasa2466 at 21:44| Comment(0) | 地図調査