2018年01月24日

「お金2.0」を読みました

企業などの経済活動は結局「欲望」を満たすことで対価を得ているのであり、「社会貢献」というきれい事は単にその欲望を言い換えてるだけに過ぎない。本当の意味での「社会貢献」はビジネスでは成り立たない。

私は昨日までそう思っていました。それが私の抱いていた将来への閉塞感でした。

しかし、そんな憂慮をこの本はきれいに吹き飛ばしてくれました。



オリエンテーリング界で働く数少ないプロとして、どんな本を読んでもオリエンテーリングではどうだろうか、と考えてしまうわけですが、これを手本にいろんな仕組みを構築すると劇的に世界を変えられるのではないか、そんな希望を強く感じました。

例えば、この中で「発展する経済システムでは、参加者に対する物質的精神的報酬が必須である」「当たり前のようだが、この報酬をきちんと設計できなくて衰退することが最も多い」とあります。
都道府県協会や地域クラブの衰退、JOAのリーダーシップの乏しさ、これらに所属することで得られる「報酬」は何かを考えてみれば、なるほど、現状は当然とうなづけます。

ではどうするのか。

今テクノロジーで世界はすごく狭くなりました。
世界中の人間が緊密に繋がり、ブロックチェーン技術などで価値のやり取りが出来るようになったことで、お金にならないが「本質的に素晴らしいもの」の価値を可視化することが可能になりつつあると本書は主張します。

私はJapan-O-entrYという大会申込を簡単にするサイトを作って運営していますが、このサイトはすごく可能性があることに気付きました。具体的なことは内緒にしますが、いろんなアイデアがどんどん出てきます。

オリエンテーリングはお金にならないけれど、すごく価値のあるスポーツ。それはオリエンティアならみんな分かってもらえると思います。その「価値」を形にできる世界がもうすでに近づいてきている。その希望に私は今興奮を禁じえません。


蛇足。この本も名著なのでついでに貼っときます。「人類」に対する見方が劇的に変わります。


posted by tkmasa2466 at 22:50| Comment(0) | 日記