2014年06月21日

航空写真の利用規約について

先日の記事で、Googleの航空写真が地図調査に使えるという話をしましたが、「それはGoogleの利用規約に反するのではないか」というご指摘を頂きました。

Googleの規約では、

「使用の制限: ユーザーは、事前に Google(または場合によっては特定のコンテンツのプロバイダ)から書面による許可を得ることなく、次のことを行ってはなりません: (a)コンテンツまたはその一部を複製、翻訳、変更、または派生物を作成すること、(以下略)」

とあり、また使用許諾ガイドラインには、

「Google マップまたは Google Earth を、独自の地図やその他の地理コンテンツのトレース元として使用することはできません。」とあります。


これをそのまま読めば、確かに「利用規約に抵触する使い方ではないか」という意見はありえます。


ただ、航空写真から、「たぶんここが林業道だろう」と予測を立て、実際に実地調査をしたうえで線を引く行為が果たして「トレース」に当たるのかというと、ちょっと難しい気がします。

航空写真でも現地の様子はだいたい分かりますが、それで地図調査が完了するほど、O-mapの作成は生易しくありません。実際、林業道と思われた場所が違っていたりということは普通に起こりますし、道のランク、他の特徴物との相対的位置関係など、航空写真だけでは得られない情報もたくさん盛り込まなければなりません。



とはいえ、「君子危うきに近寄らず」。
利用規約に抵触する可能性があるなら、それを避けるのが無難です。

Bingや国土地理院等、航空写真を提供しているサービスは他にもありますので、それらの利用規約とも比較しつつ、より問題のない利用を目指す方が良いかもしれません。私も今後これらのサービスの利用を検討してみたいと思います。
posted by tkmasa2466 at 20:15| Comment(0) | 地図調査
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